香港での生命保険やオフショアファンドは駐在員の方々にはぜひ有効活用してほしいと思います。
日々赴任先での仕事が忙しく資産運用などを考える時間もない方も多いかと思いますが、駐在員だからこそのメリットがたくさんあります。
忙しくて調べる時間がない、そんな人のためにFPがいます。
この記事ではなぜ駐在員にとって香港生命保険やオフショアファンドが良いのか、その理由を調べなくても良いようにお伝えしていきます。
目次
日本口座に振り込まれる給料の運用ができる
駐在員の場合は現地の銀行口座と日本の銀行口座の両方に給料を頂く方も少なくないかと思います。
また、駐在期間は各種手当がつくことにより振込額が大きくなる方も多いでしょう。
そんな資産をただ日本の銀行口座に寝かせておくのは非常にもったいないことです。
この記事にたどり着いたアンテナの高い方であれば投資そのものの重要性はご理解いただけているかと思いますので、なぜ投資をするべきかという説明は本稿では割愛させていただきます。
日本国外居住者は証券口座などを利用して新規の買い付けを行うことができなくなっており、日本国内講座を利用した投資が非常にやりにくい状況に置かれています。
それでいて、新興国駐在の場合は在住国での証券口座なども不透明でありリスクも大きいものになっています。
香港の生命保険であれば、クレジットカードからの引き落としとなるため海外赴任前に日本国内で発行されたクレジットカードを利用して日本国内口座からの引き落としが可能です。
各クレジットカード会社の規約によれば海外利用者が利用してはいけないという制限もないため、安心して利用ができます。
ただお金を数年間寝かせておくのと、積立投資を行う場合で10年後の資産に大きな違いが出ることはもうご存知ですよね。
せっかくの駐在待遇、少しでも早く積立を始めるのがおすすめです。
海外在住者ならではの税制メリットを享受
在住国によっては税制のメリットを享受することができます。
例えば、香港やシンガポール、タイ、マレーシアではキャピタルゲインに係る税率が0%、ベトナムも5%と非常に低いのが特徴です。
日本居住者の場合は20%、もしくは一時所得として総合課税され、その利益の50%に対して最大55%が課税されることを考えるとこれは大きなメリットです。
香港の生命保険では300万円を預けた場合10年後に500万円ほどとなり、200万円の利益が出ます。
この利益に対して0%の課税で住む国が世界では数多くあります。
それに対して日本在住者では一時所得としたばあい(200万円-50万円)×50%の75万円が計上され、そこに対して所得税および住民税(最大55%)が課税されることになります。
どこに住んでいるのかにより、30万円もの納税価格差が生まれるのです。
これは利益である200万円の1割を超えており見過ごせない金額です。
もちろん、投資金額(投資利益)が多くなればさらに多くなります。
詳しくは最寄りの税務署または税理士にお問合わせください。
節税のために住所だけをシンガポールに移したりすることは脱税であり、日本の税務当局による厳しい徴税を受けることとなりますが、駐在として海外で生活していればこれは明確に生活の本拠が海外にあるため日本の課税権が及ぶことはありません。
もちろん在住国の税制を確認する必要はありますが、ほとんどの駐在員にとってはメリットとなります。
海外・英語での契約への抵抗感が少ない
海外駐在員として、普段から英語の契約書などを見慣れている方が多いでしょう。
香港で契約する生命保険やオフショアファンドは、日本語で説明を受けても詳細な契約書などは英語で書かれていることが多くあります。
もちろんIFAがしっかりと説明をしてくれますが、心配な方でもしっかりと契約書を読み、契約することができるでしょう。
日本語では正しい情報がなかなかわからなかったり、紹介者によってはデメリットを隠すこともありますが、英語で契約書などを読めば商品の内容を確実に理解することができます。
また、重病保険という160を超える疾病に対応した「がん保険の拡張版」のような保険があります。
すべての手続を英語で行う必要があるというデメリットを除けば本当に素晴らしい保険です。
病院の書類も英語で出してもらえる環境にある方であれば、このような保険を有効に活用することもできます。
忙しい人ほど運用を安心して任せられる商品が良い
株式やFXで資産運用をしていた方もいるかもしれませんが、駐在中はマーケットをチェックする時間がなかなかとれないのではないでしょうか。
「忙しい人こそ運用を安心して任せられる会社に任せよう」というのは私がいつもお伝えしていることです。
率直に申し上げまして、香港の保険会社の運用力は世界トップクラスだと思っています。
投資型(ファンド選択型)生命保険ではIFAがファンドを選択して運用を行いますが、正直保険会社のほうが安心して自分の資金を任せることができると感じています。
これは、投資型(ファンド選択型)生命保険がハイリスク・ハイリターンでマイナスリスクも大きいという理由もあります。
投資して数年間は安心して放置というのが精神衛生上も、そして投資としても良いと思います。
まとめ:駐在員の海外在住の恩恵を最大化するのがオフショア投資
繰り返しになりますが、駐在員は以下の点で海外オフショア投資の恩恵を最大に享受することができます。
- 日本口座では海外居住者は資産運用ができない
- 新興国の証券口座は色々と不安
- 海外在住ならではの税制メリットを最大に享受可能
- 英語の契約に慣れており、契約書をご自身で確認できる
- 忙しい人にも安心な全てを任せられる運用体制
日本では考えられない利回りに驚くかもしれませんが。
この記事で少しでも多くの駐在員の方が投資に成功してくれると嬉しいです。