最近日本に拠点のある代理店(IFA)で契約した方からの相談がちらほら増えています。
悲しい思いをする人が増える前に記事にしようと思いました。
私なら日本に拠点があるIFAからの契約は避ける、という内容です。
オフショア投資はどこで契約するのがいいのか
オフショア投資はどこで契約するのがいいのでしょうか?
信頼できるIFA、信頼できる紹介者から契約をすることは言うまでもありません。
特にオフショア投資は20年、30年と運用してこそ効果を発揮するものですので、そのくらい長い付き合いになるわけです。
紹介者を飛ばしてIFAと直接契約をしようとする方もいますが、個人的にはおすすめしていません。
そのあたりはこちらの記事に書いたので今回は割愛します。
そもそも本当は紹介者なのにIFAを名乗ったり、IFAの名刺を持っていたりするケースも沢山あるのですが。。。
顧客を沢山抱えているIFAは契約数を考えればとてもじゃないけど個別対応はできないはずです。
直接対応しているIFAがいるとしたら、IFAを名乗る紹介者か、零細IFAがほとんどかと
余談でした。
日本に拠点のあるIFAがちょっと危ない
私のように海外生活が長いと日本に拠点がある=安心とは全く考えなくなるものですが、日本に拠点がある会社を選びたくなる方も一定数いらっしゃいます。
その気持はわからなくもないのですが、これはかなり危ないのではないかと思っています。
というのも、金融庁が日本国内で国外商品を販売している業者の摘発に力を入れてきており、一部の業者が実際に摘発されているからです。
目立つ業者ほどやられていく可能性を考えると、20年などといった付き合いを行うのは難しくなるでしょう。。。
私なら間違いなく海外在住者向けに海外でやっている業者を選ぶ、そういう時代になってきたと感じています。
本当は日本国内でオフショア保険のような素晴らしい魅力的な商品をどこかの保険会社が販売してくれれば良いのですが、残念ながら日本の保険とオフショア保険では何故か利回りが大きく違います。
そして、日本国外から見ていると国内の効率の悪い保険会社を保護する方向にどんどん動いているように思います。
それは雇用を守るためかもしれないのですが、国際競争力のある商品を作って欲しいですね。
と余談にそれてしまいましたが、ここ半年ほどでも日本で(悪い意味で)話題になったIFAからの移管相談が結構来ています。
IFAや紹介者が廃業してしまうのは避けたいリスクであり、日本拠点で日本人相手をしていると言うのは今後危ないと思います。
大事なのは住所ではなく相手を見極めて契約すること
ということで、長期的な運用を見据えた上で考えるのであれば日本に拠点のないIFAのほうが安心できるのではないかという話でした。
住所や所在国で信頼できるかできないかは一切決まらないはずです。
日本の住所や電話番号が書かれていても会社の設立や電話回線の契約なんてすぐにできるわけです。撤退するときも一瞬です。
日本人も香港人もシンガポール人も、良い人もいれば悪い人もいます。当たり前の話です。海外で日本人を騙すのは日本人が多いという話もあります。
しっかり相手とコミュニケーションを取って、疑問に思うことは質問して納得の行く回答をもらえるところで契約するのが良いでしょう。
貯蓄型生命保険のように、どこから(誰から)買っても変わらない商品を選ぶというのも1つリスクを無くすことができます。
オフショア保険で老後の安心を実現してこの素晴らしい商品に感謝している一人として、少しでも幸せな人が増えてほしい、そう思うばかりです。