海外への投資の際に気になるのがリスク。
- 海外って、リスクが高いんじゃないですか?
- 外貨って為替リスクありますよね?
のような声をよく聞きます。
海外や為替に対してマイナスのイメージを抱いている方に知ってほしい本当のリスクの考え方をお伝えします。
目次
そもそも「リスク」とは?
リスクといえばマイナスのイメージがありますが、そもそもリスクとはどういう意味なのか調べてみました。
利得がある不確実性をアップサイドリスク(Upside Risk)、損失する不確実性をダウンサイドリスク(Downside Risk)と呼ぶ。英語では、The Upside/Downside of Risk(リスクの上側部分/下側部分)という言い回しもあり、同じ意味で使われている。上記経済産業省のテキストにおいて使われている定義も、リスクとは「組織の収益や損失に影響を与える不確実性」であり、「プラスの影響とマイナスの影響のどちらも与えるものである」ことから、後者の呼び方の方が誤解が少ない。収益や損失、あるいはその可能性自体をそれぞれリスクと呼ぶのではなく包括的な不確実性をリスクと呼ぶということである。
金融業界におけるリスクの意味は「不確実性」という意味です。
マイナスの可能性もリスクですが、アップサイドリスクというプラスの可能性も金融業界ではリスクの中に含まれています。
為替や海外は決してマイナス要因ではない。
為替リスク
それでは為替リスクについて考えてみようと思います。
1ドル100円の時代に1万ドルの投資商品を100万円で購入しました。
15年後にこの商品の価値が40%上がり、1万4000ドルになったので解約して現金化をすることになったのですが、その時の為替が(ケースA:1ドル80円、B:1ドル120円)でした。
ケースAの場合
1ドル80円の為替において1万4000ドルは112万円となります。
ケースBの場合
1ドル120円の為替において1万4000ドルは168万円となります。
このように、契約時と解約時の為替変動により最終的な利回りが変動する事を為替リスクといいます。
確かにリターンは変動するのですが、その為替の変動(リスク)を上回る金利がついているためどちらのケースでも投資がプラスになっていることがわかると思います。
ちなみに定期預金で最高レベルの金利の0.1%で15年間預けた場合の15年後の金額は、101万5105円。
こちらの場合たしかにリスクは少ないのですが、増えることもありません。
100万円が15年後にで112万円~168万円に変動してしまうリスクと、
100万円が15年後に101万5105円になるリスクのない状態。
あなたはどっちが良いですか?
そんな疑問を持った方は利回りに対するリスクの考え方がしっかりしていて素晴らしいと思います。
実は実在するオフショア投資商品をモデルとしており、15年間投資をした場合の最低保証が140%という商品がございます。この商品の利回りリスクは最低が140%と決まっているのでそこからの上振れリスク(アップサイドリスク)のみです。
興味がある方はお問い合わせいただければと思います。
円とドルの為替はここ数十年80~120円で行ったり来たりしており、この水準から動くことは考えにくいです。
もっといえば日本での生活は現在輸入品に多く頼っているという現状があります。あなたの身の回りにあるものはどこで作られているでしょうか?
私が使っているパソコンはアメリカの会社が中国で生産したものです。スマートフォンも中国で生産されたものです。
石油も海外から輸入してますし、ユニクロの服は東南アジアで作られています。
これらのものの価格は、為替が動けばそれと同じように動きます。
実は、日本国内で生活しているだけでも、ドル金額ベースで出費額が異なってくるのです。
それなのに日本円しか持っていないということが、一番のリスクではないでしょうか。
円もドルもまんべんなく持っておくことがリスクの分散になります。
カントリーリスク(地政学リスク)
海外だから危険、、、そう思っている方も多いのかもしれません。
確かに新興国への投資などではそれぞれの国へのリスク(カントリーリスク、地政学リスクなどと言います)を考えなければならないこともあるでしょう。
例えばベトナム銀行の定期預金は年利7%ですがベトナムドンという通貨の為替リスクとベトナムという国のカントリーリスク、そしてペイオフ制度がないため銀行倒産リスクを考える必要があります。
そのリスクと引き換えに金利変動リスクのない高金利となっているのです。
その一方で、日本よりも進んだ金融制度を持ち、日本よりも安定した経済基盤を持つ国もあります
例えばアメリカを考えてみたいのですが、いまアメリカという国が突然不安定になり債務不履行を起こすリスクはどれだけあるのでしょうか?
少なくとも、政府総債務残高(対GDP比)があのギリシャを抜いて世界一となっている日本よりは同等か少ないのではないかなと思います。
世界にはリスクの高い国も低い国もあります。
その中で日本がベストかというと、決してそうは言い切れないと考えています。
リスクを分散させるために資産は分散することが重要であり、その分散先の一つに日本は必要でしょう。
しかし、日本だけに集中させるのではなく、同じようにカントリーリスクが低い国や世界金融の中心地に資産を分散させることが結果的に最も下振れリスク(ダウンサイドリスク)を低減させることができます。
香港を始めとする生命保険やオフショアファンドの所在地はどこも契約者保護の法整備がされており、世界中の人が信頼をして大事な資産を預けている国や地域です。
新興国投資はハイリスクというのはその通りだと思いますが、日本と同等かそれ以上に投資家にとってリスクの少ない国もあります。
世界のいいとこ取りをうまくやっていくことがベストな戦略です。
正しい情報を入手できないことが一番のリスク
香港生命保険や海外オフショア投資商品の検討にあたって最も大きなリスクは、正確な情報を得ることができないということだと思います。
例えば、こんな情報を知らないと間違えた投資判断を行う原因になります。
- 途中解約や変更を行うと元本毀損などの金利下振れ要因となる
- シュミレーションの予測が何に基づいているのか
- お金を預かる会社と、その会社の所在国は安全かどうか
- 不動産や事業なら、実態があるのかどうか。そこの決算書はどうなっているのか。
- 過去の運用成績に信憑性があるかどうか
よく知っている日本の商品であれば、これらの情報を正しく知らずに投資判断をしないですよね。
海外積立保険は一日でも早く初めたほうが得、というのは間違えてはいません。
しかし、正しい情報を知った上で投資をするというのは投資の大原則です。
リスクの正体を知り、正しい情報をもとに意思決定しよう
すべての投資にはリスクが伴うものです。
日本においても日本国のカントリーリスク、日本円の為替リスク、そして企業の倒産リスクはもちろんあります。
日本であればリスクはなく、海外や外貨はリスクであるという考え方は正しくなく、すべての国、すべての通貨にそれぞれ大小は異なれどリスクはあるのです。
例えば通貨であれば円、ドル、ユーロはリスクの高くない通貨ですので、この3通貨でバランスさせるのもよいでしょう。
何にせよ、全てが日本国、日本円というのはリスク分散が全くされていない状態です。
それらのリスクを考える上で前提となるのは正しい情報を知ることです。
その際に重要となるのは、細かい手続き(サインの数が何個、とか書類を何回送る、とか)ではなく、まず買うか買わないかを決めるために必要なより全体的な情報です。
細かい手続きなどは買うことを決めてから聞けばどの代理店でも教えてくれます。
このサイトでも他の記事でも香港生命保険や海外オフショア投資商品について、あまり知られていないことも含めて紹介していますので、是非気になったカテゴリの記事を読んでいただければと思います。