貯蓄型生命保険や香港の保険を契約する際にかかる手数料:ほぼ手数料がないのが特徴

貯蓄型生命保険や香港の保険を契約する際にかかる手数料:ほぼ手数料がないのが特徴

今回は貯蓄型生命保険全般の手数料の話をしてみようと思います。
というのも、オフショア保険って手数料が高いですよね?手数料はいくらですか?という質問を受けることがあるからです。

結論から言えば、、、手数料はほとんどありません。

目次

保険金の拠出に係る手数料

保険局Levy

香港の保険局(正確には保険業監管局です)に支払うもので、2018年より徴収が開始されました。
金額は、支払金額の0.1%(上限100ドル)です。

香港の規制当局は政府からも業界からも独立した運営を行うために、Levyを徴収しています。
金額も非常に小さく、

信託報酬等とは違い支払い時に1回だけかかるものですので、複利での徴収ではありません。
例えば、毎月500USドルの5年契約では総支払金額は3万ドルとなりますが、Levyは毎年100HKDが上限となりますので、5年間で500HKD(約65USドル)です。

クレジットカード手数料

支払いに際してクレジットカード手数料が1.5%~2.2%かかります。
クレジットカードからの引き落としの場合はショッピング扱いとなりますので、ポイントやマイルを貯めることができます。
私個人としてはマイルが貯まるのでクレジットカード支払いを選んでいます。

こちらも、信託報酬等とは違い支払い時に1回だけかかるものですので、複利での徴収ではありません。
例えば、毎月500USドルの5年契約では総支払金額は3万ドルとなりますが、手数料がその2%としても600ドルです。
3万ドルが2~30年後には6~10万ドルなどと、数万ドルのプラスを見込んでいる中でも600ドルなので大きな金額ではないと思います。
海外に資産を移転することを考えても、高くないのではないかと思っています。

なお、香港の銀行口座からの引き落としであればかからないので、香港に口座をお持ちの方であれば口座引落と比較しても良いでしょう。

保険契約にかかる手数料

手数料は基本的にありません。

以上・・・というのはさすがに説明不足だと思いますので、もう少し書きます。

印刷費用・送料・渡航料

パスポートをコピーしたり、香港に書類を送ったり、または香港まで出向いたり、という費用です。
現在貯蓄型生命保険を契約する方法は香港に渡航するか、郵送かの2通りですので、最低でも送料はかかるということですね。

サポート料

一部の紹介業者はサポート料を取ることもあるそうです。
入会金数万円、月額数千円~数万円というのが多いようです。
私はサポート料が必要なIFAから購入をしたことがないのですが、もしサポート料不要のところを知りたい方は紹介しますね。

運用にかかる手数料

こちらも、手数料はありません。
投資リンク型商品(RL360など)であれば細かい手数料規定が定められているので、オフショア投資といえば手数料がややこしいというイメージを持っている人もいるようですが、貯蓄型生命保険はそもそも全く別の商品です。
正確には保険会社が実際の運用から必要経費を差し引いたものを解約返戻金として口座に蓄積するため、手数料が「隠れている」といったほうが正しいでしょう。

日本の某外資系保険会社では「予定利率3%」という商品がありますが、リターンを計算すると1%くらいになります。
その差である2%が隠れた手数料というわけです。
(予定利率に騙されないようにしてくださいね・・・シミュレーションの数字から利回りを計算するのがおすすめです)

香港の某保険会社の予定利率は7.2%ですが、実際のシミュレーション結果を見ると6%程度になっています。
その差の1.2%が保険会社の取り分ということでしょう。

ファンド型の商品は手数料が細かく定められていますが、保険商品となるとこのように「予定利率と実際のリターンの差」が実質的な手数料となります。
ただ、シミュレーション結果はそれらをすべて織り込んだ上での結果ですので、シミュレーションの数値からさらに徴収されることはありません。

なお、運用に対してもサポート料が必要な紹介業者も一部いらっしゃるそうです。
私はサポート料不要なところでしか契約しておりませんが・・・。

引き出しにかかる手数料

引出しの際も保険会社としては手数料は徴収しません。

ただ、香港からの送金となるため、受取銀行によっては海外送金の受取手数料がかかります。
日本国外に居住されている方は、どこかのタイミングで香港に渡航して口座を開設したり、または海外送金受け取りが安い銀行を開設することをおすすめします。
契約後、受け取りまでは10年以上の期間があると思いますので、その間のどこかでできれば十分と思います。
受取時に日本国内にいらっしゃる場合は、現時点ではソニー銀行が最も手数料が安いでしょう。

なお、国際送金にかかる手数料は10年後には更に安くなっていると予想します。
ほぼ手数料ゼロで受け取れるようになっていると良いですよね。

あとは、引出し指示を行うための書類の送料くらいでしょうか。
世界各国郵便価格は異なりますが日本からのEMSなら1500円です。

貯蓄型生命保険の手数料まとめ

今回は貯蓄型生命保険にかかる手数料をまとめました。
結論から言えば、ほとんど手数料はかからない、ということです。
手数料が高額と聞いた、などの場合はこのページを見返してみてもらえればと思います。
オフショア投資を正しく活用して未来の豊かさを作っていく人が増えてくれることを願います。

無料相談受け付けています【無料PDFもあります】

資産運用に少しでも興味があるのであればLINEで無料相談を行っておりますので、メッセージいただければと思います。
ご検討中の海外オフショア商品についての詳細、セカンドオピニオンや、保険商品のシミュレーション、香港IFAのご紹介、その他オフショア投資や保険(生命保険、学資保険、貯蓄保険など)に関する疑問・質問・相談に回答中です。

「海外オフショア投資比較表&選び方ガイド」PDFも無料で配布させていただいています。
こちらもご希望の方はLINEでオフショア投資を考え始めた経緯(アンケート)とともに、「比較表希望」とわかるようにメッセージを下さい。

下記よりお名前(ニックネーム可)とメールアドレスを送信していただければ、すぐにLINEの連絡先と、メールの連絡先を自動返信でお送りいたします。

お名前
メールアドレス

※5分以内に届かない場合はメールアドレスが誤っている可能性が高いです。再度お試し頂ければと思います。

少しでも多くの方が、投資の正しい知識を得られて、成功し、素晴らしい人生を送ってほしいと考えています。こちらのサイトやページがその助けになると幸いです。30年後に、一緒に笑い合いたいですね。何か、相談されたいことがあれば、ぜひお気軽にご連絡ください。

FPミヤケン